プラント施設の工事で発生する製缶加工。
端的に言えば缶を製造することですが、缶以外に水槽やタンク等も含まれます。

缶というと空き缶などをイメージしますが、そういった小さなものではなく、大規模な設備の缶を作る仕事と考えれば良いでしょう。

その缶に水や液体、薬品などを投与し保管するなど、製造工程の中で重要な役割を担っています。

製缶加工は主に金属素材が用いられます。
錆びにくいステンレス製品を使うことが多いです。

施工前に容器の大きさ、形も設計し、そこから金属を加工していきます。
金属を切断したり、折り曲げたり、溶接したり、穴を開けたりなど様々な加工を施し、最終的には研磨加工を行って、表面処理をしたら完成です。

そして作業する前に実際に使う水や液体などを流し込み、試運転を行い、問題ないと判断されてから本格的に使用していきます。

金属は基本的に大きな1枚の板のようなものを必要な大きさに切断したり、折り曲げるような加工をしていくため溶接機が必要になってきます。

溶接機は最近は半自動型が主流です。
データを打ち込んで必要なサイズで切断したり、折り曲げることができるため、手作業で行うよりも正確性が上がり、さらにスピードアップも可能です。

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